たんぽぽとは たんぽぽのチカラ

タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告
タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告


不妊症 生理不順 生理痛 子宮内膜症 などの婦人病 タンポポT−1 松節 臨床報告
C型肝炎 肝機能低下 肝臓癌 などタンポポT−1臨床報告
黄班変性症・緑内障・白内障・糖尿病性網膜症...松節・タンポポT−1・漢方薬を併用して使い治療 谷口眼科 長谷川治彦医師

医学博士 Dr.ショーキ タンポポT−1の開発者


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タンポポT−1 松節 よくある質問 タンポポ茶 松康泉

Dr.ショーキの医学講座 分子栄養学・分子矯正医学講座 毎月第4火曜日 大阪























































































































































   
   

 
 


|| 東西医学融合研究会通信 2005年6月号 VOL.8

【薬膳料理】春の野草

 
春の野草 春先には解毒作用があるものを食べたらよい。
冬はあまり体を動かさないが、春になると新陳代謝が活発になり、体が冬の間にたまった毒素を出そうとする。
フランスやドイツ、アルプス地方では春先にタンポポを食べて体の解毒をする習慣がある。
今回は、春の野草としてヨモギ、タンポポ、ドクダミを紹介する。

【ヨモギ】
お灸のモグサの原料であるヨモギは、漢方の一種として昔から使われており、痛み、肩こり、冷え性に効き、血液循環を改善する。
とりわけ5〜6月に取れるヨモギは質、香りともに申し分ない。
 ヨモギは入浴剤としても使われる。神経痛、冷え、アトピーに効果がある。ヨモギの産地として有名な滋賀県の伊吹山周辺には薬風呂がある。市販の入浴剤もあるが、取ってきて乾燥させたものをお風呂に入れるのをお勧めする。梅雨や秋に皮膚が痒くなる時にヨモギ風呂はよい。ヨモギは秋のものを使うと逆効果であるので、春のヨモギを乾燥させて使用する。生のまま使用するとかぶれることがある。
 ヨモギをお茶にするのもよい。ヨモギとドクダミとハトムギをあわせて煮出したお茶は冷え性、更年期の自律神経失調症、生理痛に効果がある。    

(成分)
 ビタミンCとBが多く含まれる。ビタミンCは100gあたり230mg、ビタミンBは100gあたり46mg含まれる。これはほうれん草に含まれるのとほぼ同じ量である。 タンパク質は100g中3.7mg、カリウムは100gあたり19.6mg、亜鉛は100g中26mg含まれている。
 腎臓の悪い人がカリウムを取りすぎるのはよくないが、心臓の弱い人、心筋梗塞の人、冷え性の人にはカリウムは大切である。カリウムはなかなか取れないから、ヨモギは貴重な供給源である。  

(効果)
@ 急性肝炎に効く。 肝機能を改善するので、酒を飲む人にはヨモギ茶がおすすめである。 動物実験で、マウスにアセトンを投与し、肝臓を悪化させる。ヨモギまたはタンポポをお茶の形でマウスに飲ませると早く回復するが、水だけを飲ませているネズミはすぐに状態が悪くなる。ヨモギを飲むと中毒にかかりにくい。

A 老眼、白内障によい。
B 神経痛、頭痛、生理痛に効く。 ヨモギの独特のにおいはチネオールというヨモギに含まれる精油による。これには神経を緩和する働きがある。 (注意点) ・ 高血圧症の人にはあわない。 朝鮮人参、牛肉とヨモギはあわない。 ヨモギは豚肉と相性がよいが、牛肉だと臭くなり、味もあわない。

 

【タンポポ】
中国の有名な薬草に関する本『本草綱目』で、タンポポは蒲公英の名で紹介されている。
そこでは、タンポポは@「食毒を解する」解毒 A歯が丈夫になる 
B胃の病気に効くと記されている。 日本でも、タンポポは消化剤の和漢薬として使われてきた。胃の粘膜を守り、肝臓や胆嚢の働きを良くする。
 最新の研究で、タンポポにはドーパミンを作る物質が含まれていることが明らかになった。ドーパミンの分泌が多いと満足感があり、少ないと鬱になるという研究もあり、タンポポの更なる応用が期待できる。  

(効果)
@ 抗ウイルス作用、抗癌作用 C型肝炎ウイルスに効果がある。実験室でC型肝炎患者の細胞を培養してタンポポエキスを入れるとウイルスが消えた。 さらに、SARS、鳥インフルエンザ、一般的なインフルエンザも抑えることができる。 

A 血流改善作用 タンポポは毛細血管を拡張する。冷え性や緑内障の人は血流が悪くなっている。腎臓の毛細血管も開くので利尿作用があり、慢性腎炎に効く。

B 抗菌作用 溶血性連鎖球菌に効く。近年、人々の抵抗力が弱り溶血性連鎖球菌にかかりやすい状態にあるが、よい薬がない。女性が感染しやすく、特に妊婦の場合は進行が早い。

C 肝機能をよくして、胆汁液の分泌を促進する。 タンポポの抽出成分をお茶として使用すると便通がよくなる。下痢の人はタンポポを避けたほうがよい。

D 免疫系の病気に効く。 蕁麻疹やアトピーと関係があるIgE抗体を抑制する。

<タンポポはこんな病気に使われる>
@ 風邪 A 湿疹・皮膚病 B 肝臓の病気、C型肝炎 C 腎臓の病気 妊娠中毒症のひどいむくみが、タンポポ茶で取れたという症例がある。 D 緑内障 E 婦人科の病気 乳腺炎に効く。授乳中は抗生剤が使いにくいので、タンポポを使う。 タンポポを食べると乳腺の発育がよくなる。奈良のある産婦人科では母乳がよく出るように出産後タンポポを食べさせる。

 

【ドクダミ】
 ドクダミは漢方でよく使用される野草の1つである。『本草綱目』にはドクダミはのどの痛み、結核、発毛、結石、腎臓結石に効くとある。 庭の隅や太陽の当たらないところに生え、6〜7月、白い花が咲く時が旬である。
 日本ではドクダミはあまり食されないが、ベトナムでは葉と豚肉を炒めて食べる。油をひいてニンニクを炒め、香りが出たところでドクダミを強火でさっと炒める。ゆでるとねばねばした感じになるので、ごま油とすりゴマをあえてサラダとして食べるのもおいしい。ドクダミはナスやトマトとは相性が悪い。一緒に食べると腹痛や下痢になる。冷え性の人はドクダミの使用を避けるほうがよい。 ドクダミは臭いが強いので、取る時は手袋をするとよい。乾燥させたら匂いはなくなる。

(作用)
・ 利尿作用が強い。
・ リンパ球を活性させるので、免疫力が向上する。 IL-2の活性も上がる。IL-2の活性が上がれば、癌細胞を食べるマクロファージの活性も上がる。   

<ドクダミはこんな病気に使われる>
@ 喘息
A 中耳炎 抗生剤を20年間飲んでいるので、薬が効かなくなったある患者が、ドクダミを毎日飲んで中耳炎が治った。週に2〜3回使用する。
B 婦人の感染症 クラミジア、おりものの匂い、膀胱炎に効果がある。

 

<レシピ>

● タンポポサラダ
材料:タンポポの葉、ルッコラ、サラダ菜、貝割れ大根など適量。ポン酢適量。
作り方:材料はきれいに洗い、水気を切る。適当な大きさに切り、皿に盛り付け、ポン酢をかける。

● タンポポと豆腐の和え物
材料:タンポポ適量。木綿豆腐1丁、甘味噌適量。
作り方:タンポポの葉はきれいに洗い細かく刻む。タンポポと豆腐をあえる。火は通さずに甘味噌を加え、豆腐がかなりくずれるまで混ぜ合わせる。 岐阜県郡上の名物料理で、酒のあてにもよい。普通の味噌を使用するときはみりんを入れて甘みをつける。

●ヨモギの春巻     
材料:豚ミンチ200g、ヨモギ10枚、もやし1/2袋、春巻の皮、味噌・しょうゆ適量  
作り方:ヨモギともやしは適当な大きさに切る。豚ミンチ、ヨモギ、もやしを混ぜて味噌としょうゆで味を付け、春巻の皮で包んで揚げる。 ヨモギの下の茎は繊維が多くて固いので、上の柔らかい部分を使用する。

 
 

 


 
東西医学融合研究会通信
 2005年6月号

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