不妊、生理不順、生理痛、子宮内膜症の場合は温灸を併用しておなかを直接温めましょう。 おなかを通る任脈は婦人の生理や生殖の経絡なので、卵子の成長や子宮内膜の血流が促されます。
西洋医学の不妊治療や東洋医学の周期療法を行う場合は、温灸やタンポポT−1を併用すると、妊娠率が一層高まります。タンポポT−1は脳下垂体に働き、卵胞刺激ホルモンの分泌を高めます。臨床において、かなりの治療効果が確認されています。
<温灸と一緒に使うことをお勧めします>
●タンポポT−1
毎日朝又は晩に1〜3袋使用します。特に排卵前に多く使用すると、排卵促進効果が期待できます。
●松節
毎日3〜9カプセル使用します。子宮内膜症や子宮筋腫、着床が悪い方は松節を併用します。松節はお血をとり、血流循環を改善し、抗酸化作用により老廃物質を排出します。
<併用可能な漢方薬>
婦宝当帰
当帰芍薬散
きゅう帰調血飲
<温灸しましょう>
任脈とよばれる経絡の重要なツボが神闕(しんけつ)と関元(かんげん)です。
神闕はちょうどおへそにあたり、その約5cm下に関元があります。
毎日、神闕と関元をそれぞれ30分程度温めましょう。
また、鼠径部への温灸も効果的です。鼠径部には左右15分ずつ温灸してください。
命の源が宿るこの場所に温灸をすることで黄体ホルモンが増え、子宮の血流が良くなります。
|
|
|