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タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告
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不妊症 生理不順 生理痛 子宮内膜症 などの婦人病 タンポポT−1 松節 臨床報告
C型肝炎 肝機能低下 肝臓癌 などタンポポT−1臨床報告
黄班変性症・緑内障・白内障・糖尿病性網膜症...松節・タンポポT−1・漢方薬を併用して使い治療 谷口眼科 長谷川治彦医師

医学博士 Dr.ショーキ タンポポT−1の開発者


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タンポポT−1 松節 よくある質問 タンポポ茶 松康泉

Dr.ショーキの医学講座 分子栄養学・分子矯正医学講座 毎月第4火曜日 大阪


























































































   
   
 
 


|| 東西医学融合研究会通信 2005年2月号 VOL.6

【薬膳料理】 咳に効く食べ物

 

秋から冬にかけて風邪や空気の乾燥で咳が出やすくなる。 風邪や肺炎、アレルギーの咳は一時的なものであるが、結核やガンの場合は長期にわたって咳が出る。結核は最近増えており、37〜38℃の微熱を伴う。肺ガンの咳は空咳が多い。

病院の検査で悪性の病気を排除し、薬を服用することは必要である。しかし、抗アレルギーの薬には、眠くなったり免疫力が抑えられる副作用がある。特に子どもは咳が出やすいが、薬を飲むより果物等の食べ物で対応する方が良い。 明治〜昭和初期に子どもがよくかかる病気に百日咳があった。今でこそワクチンがあるが、中国では百日咳に鶏の胆嚢を飲む。四国でも咳には魚、特に鯖の胆嚢を飲む民間療法がある。

今回は咳の食事療法を紹介する。

<咳が取れる食べ物>
金柑: 咳、痰が取れる。ハチミツ漬けにして保存できる。
柿: 咳止め、肺炎、気管支炎に効果があり、抗菌作用もある。体を冷やすので長期間食すると良くない。  干し柿は昔から漢方薬としても使用されている。咳止めの作用があり、口内炎を治す。ビタミンCが多く含まれる。
カリン: 咳止め。薄く切ってハチミツと焼酎につける。特に梅酒に漬けると酸味がきいておいしい。
梨: 空咳、痰のつまりに効く。 梨の上部1/3を切って種の部分を取り出し、中に金柑、銀耳(白クラゲ)、枸杞子(1〜2粒)、氷砂糖を入れる。切り取った1/3を蓋にして7〜8分間蒸す。ユリネを入れてもいい。銀耳には咳止め効果がある。
大根: 大根は痰と気管支炎に効く。大根は漢方にも使われる。年をとると痰が増えて気管支炎になりやすいが、毎日大根を食べると痰や咳が取れるので「親孝行の薬」と言われる。 カリン酒に金柑と大根をつけたものを昆布と陶器の鍋に入れる。黒砂糖を加えて30分ほど煮る。
レンコン: レンコンの節は漢方薬や結核の治療薬として用いられる。咳だけでなく止血にも効果がある。 気管支に奇形がある患者さんがいた。咳をすると肺の血管が切れ、血が肺の中に溜まって危険な状態であったが、レンコンのゆで汁を飲んだら咳も出血も止まった。 レンコンのハチミツ漬け、レンコンの節の天ぷらもおいしいが、節を細かく切ってご飯と炊くのもお勧めである。 ゆりね: 結核の咳、気管支炎に効く。 鳥の胸肉とゆりねをおかゆにしたものは年配の方にお勧めである。肺炎の予防にもなる。
銀杏: ゆりねと銀杏のおかゆは咳や喘息に効く。 街中の銀杏を拾ってきて匂いが強い時には、一旦土の中に埋める。1ヵ月後掘り返すと匂いが取れる。
白菜: 咳、痰が取れ、肺炎に効く。 冬は動かないので汗が出にくく、体に毒が溜まりやすい。冬は白菜の解毒作用が有効である。白菜には繊維質が多く含まれるので便通がよくなる。 漢方的には、白菜は腸の熱をとるので便秘とニキビに効果がある。週に2〜3回白菜を食べると症状が改善される。 また、白菜にはセレンが多く含まれる。セレンは抗癌作用があり、インスリンの分泌を促進するので糖尿病にも良い。この場合、加熱するとセレンの効果が減少するので生で食する。
ねぎ: 痰を取る。 肺ガンで2回手術をしたが再発した患者さんがいる。病院ではイレッサも使用し、治療策が尽きたと言われた。比較的元気だが食生活が良くない。そこで、白菜、玉ネギ、人参、菊菜、タンポポ茶をミキサーにかけ、500ccのジュースにして毎日飲むように勧めた。半年後、ガンは縮小していないが、大きくもなっていない。がんマーカーの値は少し下がった。

<食べ物の相性について>

料理を作る時、食べ物の相性がよいとおいしいし効果も高くなる。 例えば、柿は冷性なので、温性の白菜や長芋と合わせるとおいしい。カリンや金柑は冷性なのでハチミツや酒など温性のものと合わせる。 何が体を冷やす食べ物か、温める食べ物かその目安として、例外はあるが、季節、産地、部位で判断できる。

季節
冬や春にできるものは温性のものが多い。きゅうりやトマト等、夏の始めにできるものは体を冷やす。夏の終わりにできるカボチャは体を温める。

産地
フィリピンで取れるバナナなど南でとれるものは体を冷やす。北でとれるものは体を温める。

部位
葉や根は温性。実は涼。茎は冷性。 また、土で育てられたものは温性であるが、水耕のものは冷性である。

<レシピ>

●長いもと柿の胡麻和え。  
材料: 長芋1/2本、柿1個、白ゴマ適量  
作り方: 長いもと柿はいちょう切りにする。白ゴマはすっておき、長いもと柿、白ゴマをあえる。

●柿と白菜ポン酢和え  
材料: 白菜1/2個、柿1個、ポン酢適量
作り方: 白菜は生のまま千切りにし、柿はマッチ棒の軸の大きさに切る。白菜と柿をざっくりと混ぜ合わせ、ポン酢をかけていただく。柿は干し柿でも代用できる。
 



 
東西医学融合研究会通信
 2005年2月号
【特集】 「疲労」を科学する
 温泉療法
 タンポポT−1・松節症例集 −生理不順・膝関節痛・白内障
 【松に関する論文紹介】 骨髄異形成症候群
 【運気学】初の気
 【薬膳料理】咳に効く食べもの
 【温灸しましょう】 脳梗塞の予防