中央アメリカが原産地のカボチャはコロンブスによってアメリカ大陸からヨーロッパに伝えられました。日本にはポルトガル人がカンボジア経由で持ち込まれたのが最初ですが、この時カンボジアがなまってカボチャになったと言われています。 糖尿病に効くカボチャ カボチャにはβ−カロチン、植物繊維、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど栄養が豊富に含まれています。特に、毎日カボチャを食べると血糖値が下がることから、「カボチャが糖尿病に効く」と注目が集まっています。 カボチャを食べて体力をつける 冬至にカボチャを食べる習慣は、野菜が不足する冬に風邪に対する抵抗力をつけるために江戸時代中ごろから始められたと言われています。 東洋医学的には、カボチャの味は甘、性は温にあたり、脾と胃を元気にします。カボチャを食べると胃腸が丈夫になりますので、食欲がなくて体力が落ちている時お勧めです。 また、カボチャにはのどや気管を潤し、痛みをやわらげる働きがあります。のどがイガイガして痒い時や、せきがでる時にもおすすめです。
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■豆腐入りカボチャの玉子焼き
カボチャと豆腐で栄養満点。低カロリーなので糖尿病の方に最適です。
材料: カボチャ300g、豆腐200g、玉子1個、だし・塩・サラダ油適量
作り方: カボチャは種とワタを取り、大きめの一口大に切ってゆでる。ゆでたカボチャを豆腐と一緒にミキサーにかける。さらに、玉子、だし、塩を入れ、よく混ぜる。フライパンにサラダ油をひき、十分に熱したら混ぜ合わせた材料を入れて焼く。
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■カボチャヨーグルトサラダ
朝食におすすめのメニューです。
材料: カボチャ300g、パパイヤ、キウイ、レモン各1個、ヨーグルト200g
作り方: カボチャは種とワタを取り、大きめの一口大に切ってゆでる。パパイヤとキウイは食べやすい大きさに切る。カボチャとパパイヤとキウイを軽く混ぜ合わせ、ヨーグルトであえる。最後にレモンをかけて出来上がり。
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■塩玉子ソースカボチャ炒め
塩玉子は中華料理の食材の一つで、黄身の塩味とコクを楽しみます。中華料理の食材を扱う店などで手に入ります。
材料: カボチャ300g、にんにく1かけ、塩玉子1個、パセリ・油・塩・コショウ適量
作り方: カボチャは種とワタを取り、5mm厚に切って油で揚げる。フライパンでみじん切りにしたにんにくとカボチャを炒め、塩玉子の黄身をおとして軽く炒めあわせる。塩・コショウで味をととのえ、パセリをちらす。
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