たんぽぽとは たんぽぽのチカラ

タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告
タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告


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黄班変性症・緑内障・白内障・糖尿病性網膜症...松節・タンポポT−1・漢方薬を併用して使い治療 谷口眼科 長谷川治彦医師

医学博士 Dr.ショーキ タンポポT−1の開発者


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タンポポT−1 松節 よくある質問 タンポポ茶 松康泉

Dr.ショーキの医学講座 分子栄養学・分子矯正医学講座 毎月第4火曜日 大阪














































































































































































   
   

 


|| 東西医学融合研究会通信 2004年8月号

アトピー皮膚炎の新療法に注目

 タンポポは古代から解毒薬として使われてきた。最近の研究によると、タンポポの成分T−1は肝機能を改善し、アレルギー抗体を下げる。さらに、毛細血管の血流を増強し、腎機能を高める。タンポポT−1はアトピーの毒素やステロイドの副作用を体内から排出する。

 アトピーの患者様の中には食生活の乱れからお腹が冷え、胃腸が弱い人が多いので、邵氏温灸器でおへそを温める。邵氏温灸器はいやなにおいはなく、自分で簡単に温灸ができ、治療代も安い。おへそから元気なエネルギーを注入しよう。

||治療のプロトコル||

タンポポT−1の使い方 毎朝、空腹時にタンポポT−1を一袋飲む。症状がひどい時は朝と晩、または朝、昼、晩にタンポポT−1を一袋飲む。5歳以下の子供は水で薄めて飲む。
温灸の使い方 邵氏温灸器を用いてへそに毎日1〜2回温灸をする。1回30分程度。新鮮な生姜をおろして和紙、またはガーゼにのせ、その上から温灸を行う。

漢方の使い方 便秘のあるなしにかかわらず、夜に1回下剤を使用する。
下記の漢方以外の瀉剤でも構わない。

・大柴胡湯・・・陽明大腸、胃及び少陽三焦、胆の熱を取る。
・三黄瀉心湯・・・実熱を取る。
・冷えの方には大建中湯を使う。
・痒い:栢皮梔子湯 心熱湿熱
・関節中心アトピー:竜胆瀉肝湯
・体の前部分(顔、胸など):滋陰降火湯
・上半身:治頭瘡一方
・背中:荊芥連翹湯、白虎人参湯
外用薬及びステロイド剤の使い方 タンポポT−1温灸療法を受ける患者様で、ステロイド剤を使用している場合、途中で急にやめさせるのではなく、症状に応じて徐々に減らす。ステロイド剤を使用する際は、湿疹患部によく揉んですり込み、薬を皮膚に十分浸透させる。 保湿剤、スキンケアーは大事である。患者様に合うものを使用する。皮膚に刺激が少なくトラブルが少ない外用剤として、馬油や蛇油を薦める。

今や3人に1人がアレルギーで、アトピー性皮膚炎もその1つである。昔はこういった病気はなかったが、増加してきた原因として食品添加物や農薬、環境汚染が指摘されている。

アトピー患者は外部環境に非常に敏感で、体質に合わない下着や化粧品、洗剤などで皮膚の症状が悪化する。いろいろな化学物質が体内に溜まると体のホルモン状態が混乱し、新陳代謝や血液循環が悪くなる。

臨床において、アトピー患者には汗がうまく出ない、トイレが遠い、体が冷えるなどの症状が見られるが、これは新陳代謝や体の解毒能力が非常に低下していることを表している。その結果、体の自己免疫が混乱し、アトピーの治療が困難になる。

だから、タンポポT−1を用いて解毒することが必要である。タンポポT−1は肝臓や腎臓の機能を強化する。胆汁液の分泌を促進し、体内で唯一の体内ダイオキシンの排出通路である利尿を通じて体内の様々な毒物を排出する。このことは実際にタンポポT−1使用者において測定されている。

また、別の実験もタンポポT−1の解毒作用を証明する。

マウスに毎日脂肪分の高い餌と防腐剤として二酸化硫黄、亜硫酸水素カリウム、亜硫酸ナトリウムを食べさせ、1時間おきに電気ショックをかける。

タンポポT−1を使用しない組は20匹のマウス全ての毛が抜け、皮膚、特に爪根部に湿疹様症状が発生した。

しかしタンポポT−1を毎日使用したマウスは20匹中、5匹にしか皮膚の病変は発生しなかった。


以上の実験から、

@タンポポT−1はマウスにおいて、油および防腐剤による湿疹の発生を予防する、
A電気ショックのストレスを緩和する、ことがいえる。

  アトピー性皮膚炎は食生活にも大きな関連がある。アトピー患者は甘いもの、チョコレート、ジュースなどを好む人が多く、胃腸が弱くなっている。

東洋医学の考えでは、甘いもの、油もの、味の濃いもの、乳製品を食べ過ぎると脾が弱くなる。体に湿がたまりやすくなり、皮膚病になりやすい。

臨床でアトピー患者の腹診をすると、お腹が冷たい人が多い。臍は体の正面の真ん中にあり、任脈の穴である。胃腸と繋がり胃腸を元気にするとともに、体の気を増やす。温灸を使って臍を温めると、免疫力を調整し、胃腸を元気にすることができる。

 
症例1.
5歳女子。生まれた時からアトピーに苦しむ。顔、首、胸、膝、肘に汁様の分泌物が出て痒みを伴う。3歳からステロイドを使用するが、症状はあまり変わらない。

毎日飲むものをタンポポ茶に変え、寝る前に母親から臍に20分間温灸をしてもらうようにしたところ、3ヶ月たったころからだんだん皮膚がきれいになっていった。
症例2.
28歳男性。小学校の時からアトピーに悩む。顔の額部分、首、肩背部、肘、手、膝の症状がひどく、長期間にわたるステロイド使用で皮膚が硬く黒ずんでいる。甘いものと油っこいものが大好物で、お腹を触ると冷たく、本人もお腹が冷えると感じている。

タンポポT−1を朝と夜に1袋ずつ使用し、寝る前に臍に温灸を20〜30分行う。漢方薬は夜に大柴胡湯2.5g、朝と夜に滋陰降火湯、竜胆瀉肝湯を飲む。これによりアトピーは治った。

 
運気論の見地から



 運気論によると今年は雨が多く、暑い年、すなわち湿熱の年になる。湿気が強く、しかもそれが熱せられるのでアトピー性皮膚炎や喘息の方は症状が出やすくなったり、悪化しやすくなる。

 湿熱の年は治療が難しい。なぜなら、湿は暖めてとらなければならないが、暖めると熱によって引き起こされる炎症が悪化する。逆に炎症の熱を取るために冷やすと湿を取ることができない。相互に矛盾してしまうのである。

 現代人に湿がたまりやすいのにはいくつか原因がある。
@
高カロリーの食事 かつてないほど現代人は高カロリーで動物性の食事を取っている。そのために体の中に湿がたまりやすくなっている。
A
地球温暖化 依然議論の余地はあるものの、地球の温度が上がるという環境的要因も無視できない。都市部においてはヒートアイランド現象で夜でも気温が下がらないため事態はさらに深刻である。
B運動不足 仕事で忙しすぎる、車が足代わりになっているなど体を動かす機会が少なくなっている。動かないために筋肉が衰え、少し動くと疲れてしまうのでますます動かなくなるという悪循環に陥っている。
 
 豊かな生活のせいで健康を損ねやすくなっていると言うのは皮肉なことである。 さらに日本は四方を海に囲まれ高温多湿であり、梅雨や台風のシーズンがあるなど風土・気候面からいっても湿がたまりやすいと言える。

 そうはいっても症状を改善するために、また予防するために湿をとることは欠かせない。そこでタンポポ茶と温灸を使う。これらを使う利点は以下のとおりである。
@湿を排出する。 タンポポ茶は体を冷やすことなく利尿を促進する。クーラーがなかった時代には体を冷やす夏の食べ物、キュウリやスイカなどで夏の暑さを乗り切る必要があったが、今は夏でも体が冷えている人が大半である。夏でも体を冷やさないように気をつけることが大切だ。 尿の形で湿を排出することは有効な手段である。 温灸の熱で湿を飛ばすことができる。同時に冷えたからだ、特にお腹を温めることで体に元気の元を入れることができる。
A毎日使うことができる。  添加物を一切使用していないので毎日使用しても副作用がない。これは大切なことだ。なぜなら、体の湿は一回ですべてをとりきってしまうことはできないからである。 アトピーや喘息は何年も何十年も病気と付き合いながら治療しなければならない。根本的に直そうと思ったら時間をかけて体質を変えていくしかないからだ。副作用なく、価格的にも毎日続けることができ、湿をとる効果がはっきりしている数少ないものの一つがタンポポ茶と温灸だ。そして毎日使うことができるほど安全であるからこそ、症状が出ていないときにおいても予防の目的で使うことができる。未病を治す、これこそが東洋医学の大切な精神である。
B体を温め、元気を送り込む。  現代人の体は前述したように夏でもとても冷えている。特にお腹は元気を生み出すところなのに冷たく、本来の働きができていない。  温灸でお腹を温めて元気を送り込もう。カイロなどで温めてもいいが、温灸を使えばもぐさの「気」が入るのでさらに良い。  タンポポの陽のエネルギーも体に元気をもたらす。
 体に溜まった湿をとるということは大変根気のいる話で、魔法の薬を飲んであくる日には病気が治ることを期待するせっかちな現代人には気の遠くなる話かもしれない。しかし、食生活に気をつけながら毎日少しずつでも湿をとっていけば、長期的に見れば格段の違いが実感できることだろう。
  

 
東西医学融合研究会通信
 2004年8月号
アトピー皮膚炎の新療法
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