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タンポポT-1 松節 東西医学融合研究会通信  肝臓病 腎臓病 糖尿 関節炎 変形性関節症 不妊症 緑内障 循環器疾患などの臨床報告
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不妊症 生理不順 生理痛 子宮内膜症 などの婦人病 タンポポT−1 松節 臨床報告
C型肝炎 肝機能低下 肝臓癌 などタンポポT−1臨床報告
黄班変性症・緑内障・白内障・糖尿病性網膜症...松節・タンポポT−1・漢方薬を併用して使い治療 谷口眼科 長谷川治彦医師

医学博士 Dr.ショーキ タンポポT−1の開発者


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Dr.ショーキの医学講座 分子栄養学・分子矯正医学講座 毎月第4火曜日 大阪




























































































































































   
   

 


|| 東西医学融合研究会通信 2004年10月号

代替医療の可能性を探る 〜前半〜




  近年、代替医療の研究が盛んに行われています。平均的な統計を重視する西洋医学に対して、代替医学は個人の体質を重視してきました。 そもそも「健康」と「病気」の間にはっきりと境界線を引くことはできないはずです。同じ血糖値であっても、ある人は毎日の生活にすら困難を感じるかもしれませんが、何の不都合も感じないという人もいるでしょう。しかし、近代西洋医学一辺倒の間は、データによって健康と病気が分けられていました。 しかし、現代社会では、病気ではないのだけれどもなんとなく疲れている人が急増しています。そのような中で一人一人の訴えに耳を傾けようという流れが起こり、代替医療が大きく取り上げられているのではないでしょうか。代替医療は「科学的」に証明できるものではないかもしれませんが、長い歴史に裏付けられた実績があります。 科学の世紀といわれた20世紀を経て環境との調和を目指す21世紀に生きる私たちは、医学の世界においても、たった一つの正解ではなく、その人にとっての一番良い答えを求めようという大きな流れに直面しているのではないでしょうか。 このシリーズでは2回にわたって代替医療の一端を紹介します。

 
アロマテラピー


 アロマテラピーは、ハーブなどから抽出した精油(エッセンシャルオイル)の香りとその成分で心や体の状態を改善する自然療法です。起源は4000年前のエジプトとされており、病気の治療はもちろんのこと、ミイラの防腐剤や宗教儀式にも使われていました。

 薬草療法はその後も世界各地で行われていましたが、「アロマテラピー」という言葉は1928年にフランスの科学者、ガット・フォセが使ったのが最初といわれています。

 多くのエッセンシャルオイルは化学的な見地からも、神経を沈静させたり、リラックスさせたりする効果があると認められています。

 アロマポットでオイルをたいたり、マッサージしながら体にすり込んだりすることは、その過程自体が心を落ち着かせるような雰囲気を作り、疲れた神経をリラックスさせます。

 
ストーンヒーリング(クリスタルヒーリング)


 クリスタルはその自然なエネルギーや波動が体のエネルギーに働きかけて、人を癒すと信じられてきました。女優のエリザベス・テイラーや俳優のリチャード・ギアもクリスタルの持つパワーに魅せられています。

 クリスタルを体の上やそばに置くと、その人の状態に応じて生命エネルギーの流れが刺激されたり、抑制されたり、バランスが保たれたりします。体の細胞は特定の周波数で振動し、「調子の外れた」細胞は病気の徴候と考えられます。

 「暖かく、気持ちが良いと感じる石」がその人に適したものです。クリスタルの波動はその石ごとに違い、人の持つエネルギーと調和するものとしないものがあります。暖かく心地よく感じ、惹かれる石があればそれがあなたに調和する石なので、それを選びます。

 
ヨガ
 
 インドに古くから伝わるヨガは、血液の循環や呼吸の調子を整え、筋肉と関節を柔軟にする働きがあります。19世紀にはすでに欧米に紹介されていましたが、近年、マドンナやスティング、デミ・ムーアなどの有名人が夢中になっているので新たなブームが起こっています。

 ヨガは、肉体と精神の両方に効果があります。呼吸に意識を集中させ、ゆっくりとしたリズムと深い呼吸とのタイミングを合わせることがポイントです。心が休まり、回数を重ねるうちにエネルギーレベルが上がります。ヨガの基本は心身のバランスにあります。

  ヨガの基本原理である、正しい体操、呼吸法、リラックス法、食事法、前向きな思考、瞑想法を行えば、心の平和、全身の健康、穏やかさ、幸福感が得られます。

 
磁気療法
 
 磁気の力は昔から大いに認められており、クレオパトラやエリザベス1世は健康と美を保つために磁石を利用し、また古代ギリシャの医学者ガレノスは、磁石を下剤として用いていたといわれています。

 1960年代以降、ロシアや東ヨーロッパで生体と磁気との関係が科学的テーマとして盛んに研究されるようになりました。ロシアの研究では、磁気が免疫システムに刺激を与え、非常に強力な防御細胞を作らせるという結果が出ています。

  磁気療法は、関節の様々な症状に対して効果が期待でき、スポーツ障害の治療にも使われています。日本では「肩こりにピップ・エレキバン」はおなじみのものですが、イギリスの俳優アンソニー・ホプキンスのひどい肩こりを治したのも磁石でした。

  この療法は、体の細胞は磁気に反応するという原理に基づき、人間の頭と上半身をN極、下半身をS極と考えます。この「極」のバランスが崩れると健康が損なわれます。磁気の力を調整する道具として磁石を使いますが、その方法には鍼治療の原理が取り入れられています。経絡に沿ってエネルギーを再調整し、全身のバランスを整えます。

 
ポラリティ療法
 
 「ポラリティ」とは「極性」のことです。ポラリティ療法は、1940年代後半、シカゴで開業していたオーストラリア人医師ランドルフ・ストーン博士によって創始されました。博士は、地球に北極と南極があるように、生命エネルギーにも極があるはずだと考えました。また、体の内側と同様に外側でも、人間の体の電磁気が体の周りを流れていると考え、頭と体の右側を陽、足と体の左側を陰、中心を中性とし、それを生命の磁場に例えました。

  エネルギーの流れの滞りが病気を引き起こすとにつながると考え、治療においては人間の体の中のプラス(陽)とマイナス(陰)の「極」の間を流れるエネルギーのバランスを測り、滞ったエネルギーの流れを再び回復することが重要視されます。

 治療において、療法士は患者の体に手を当てて、滞っているエネルギーが再び流れるよう手助けをしますが、一番大事なのは患者自身の積極性です。

 
カラーセラピー
 
 光と色は、人の心と健康に大きな影響を与えます。エジプト、ギリシャ、中国、チベット、インドでは古代文明のころには既に、治療や宗教儀式などで光と色は重要な位置づけをされていました。  光は浴びる量が多すぎても少なすぎても、心と体に影響を与えます。「冬季性うつ病」は、明るい直射日光を浴びる量が不足することで引き起こされますし、光を浴びすぎると加齢速度が速まります。

 色は体に、それぞれに異なる影響を与えます。例えば赤色を見ると、心拍数と血圧が上がり、積極的になります。一方、青色は心拍数と血圧を下げ、体をリラックスさせます。

 また、色は生物の成長にも影響を与えます。ある実験において、赤い光だけを当てたからし菜の種は葉がほとんど育たず、緑の光だけを当てた種は育ちますがひ弱です。しかし、青い光を当てた種は、すくすくと育ちます。

 色の心にあたえる影響はどうでしょうか。着ている服がその日の自分の気持ちを表しているだけでなく、他人のその人に対する見方をも大きく左右します。赤いジャケットを着ていれば、それを見た他人はその人に対して「積極的な人だな」という印象を持ちます。自分の個性を演出する重要性に気づく人が増え、カラーカウンセリングの業界は成長を続けています。

 
オステオパシー
 
 1870年代にアメリカ人医師アンドリュー・テーラー・スティル博士によって考案されたオステオパシー療法は、骨格が体の機能に重大な影響を及ぼすという理論に基づいています。背中が健康でなければ、健康な体は望めない、しかし体の構造さえ整っていれば、体は健全に機能し、治癒力が回復すると考えます。

 マッサージなどで筋肉の緊張をほぐし、バランスの崩れた体を整えます。痛みや不快感を取り除くだけでなく、ライフスタイルも含めて健康に悪影響を及ぼしていると思われる要因についてのアドバイスも行われます。

 

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東西医学融合研究会通信
 2004年10月号
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